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「令和5年度東京未来ファクトリー」STEP4探求学習③を実施しました

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公開日:令和5年(2023)9月26日
最終更新日:令和5年(2023)9月26日

内容

  • 日時:2023年8月3日(木曜日)9:30~15:00
  • 参加人数:18名

探求学習[3]概要

探求学習[3]では、最終発表「東京の課題をAIを用いて解決しよう!」に向け、これまで学んだAIの知識を振り返り考察しながら、どのように課題解決にAIを活用できるのかをグループごとに考え、中間発表を行いました。

課題解決のためのAIの構想

午前は、これまでの学習で利用した、機械学習モデルの開発サービス「Teachable Machine」と、キューブ型ロボット「Cubelets」のそれぞれ、出来る事・出来ない事・できて欲しい事を付箋に書き出し、模造紙に貼りながら整理していきました。初めは考え込んで手が止まってしまう場面もありましたが、ファシリテーターやTAの助けを受けながら、一生懸命まとめていきました。

次に、東京都の抱える課題について、思いつく限りの課題を書き出していきました。そして、実際に困っている人は他にどれほどいるのか、解決できそうな問題なのか、一つ一つ精査しながら取り組みたい課題を一つに絞り、課題を解決するためにどのようにAIを利用するのか、グループごとに方針を立てました。インターネットで情報を集め、得た情報をアップデートさせながら、模造紙がどんどんアイデアや気付きで埋まっていく様子からは、これまでのワークショップを経て個人とグループの成長が感じられました。

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「東京の課題をAIを用いて解決しよう!」中間発表

午後は早速、午前中に構想した課題解決のためのAIロボットのプロトタイプを制作し、全体で中間発表を行いました。前回はじめて触れたキューブ型ロボットでしたが、生徒たちはすでに機能をよく理解し、意図をもって試行錯誤しながらロボットを作り上げており、生徒たちの潜在能力の高さに感心させられました。

中間発表では、「騒音を排除し赤ちゃんの睡眠を守るベビーベット」「路上駐車防止ロボット」「歩きスマホを防ぐロボット」「歩行者の信号無視による事故防止ロボット」「ゴキブリを捕獲し屋外へと逃がすロボット」といった、各チーム三者三様の魅力的な発表が行われました。今回はTeachable MachineとCubeletsのみを使用して設計するという制限がありながら、今日という短い時間の中で構想し制作されたとは思えないくらい、課題解決とAI・ロボットの機能が現実的に結びついたプロトタイプが提案されました。

今回の生徒たちの姿を通して、実際に手を動かしながら学び、課題解決に生かす方法を試行錯誤し、アイデアを具体的な形にしていくという、まさに「モノづくりの原体験」を見ることができました。

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次回のプログラム

次回は今回チームごとに発表した「解決したい課題」と「その課題を解決するAIロボット」について、英語でプレゼンテーションを行うための準備をWEB学習で行った上で、実際にアメリカの技術者にオンラインで繋いで発表します。

お問い合わせ

教育庁指導部高等学校教育指導課 「東京未来ファクトリー」担当
電話:03-5320-6845
メール  S9000023 (at)section.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
 お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

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