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起業創業ラボ[通年型]/DAY4「ビジネスチャンスを発見する」を実施しました

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公開日:令和元年(2019)12月4日
最終更新日:令和元年(2019)12月4日

※プログラムの運営上、初期のスケジュールを一部変更いたしました。

内容

●日時:2019年9月14日(土曜日)9時30分~15時00分
   ●参加人数:25名

起業創業ラボ[通年型]の様子
起業創業ラボ[通年型]の様子

概要

今回は「ビジネスチャンスを発見する」というテーマで、訪日外国人の観光における課題を解決する具体的なアイデアを出し、検証していく活動を行いました。1か月ぶりの再会となりましたが、参加者同士の間で自然に会話が始まり、回を重ねるごとに打ち解けている様子が見られました。

ユーザー課題を考える

前回の活動(外国人インタビュー)の振り返りから始まり、その後、最終発表会でプレゼンテーションを行うことが改めて説明され、今回はそこに向けたユーザー課題の絞り込みの段階であることの再確認がありました。
 ユーザー課題を決めて実際にアイデアを出す、というゴールに向けて、これまでの過程で何度となく伝えられていた2点について改めて解説がありました。1点目は「ユーザーの隠れた望み・悩みを解決する」課題を発見することです。2点目は、アイデアを出すための話合いは「拡散と収束の繰り返し」であることです。ファシリテーターからは「チームで話合いをするときには、今どちらの話をしているのかを理解して話を進めるように意識してほしい」ということが伝えられました。

「I Like.」の共有

課題探しをするには、その課題が他人事にならないよう、自分の想いや相手への共感をもつことが大切であるため、自らの好奇心を再認識するための「I Like.」というワークを行いました。
 ワークシートの真ん中に自分の名前を書き、その周りに自分の好きなことや所属している部活、最近興味を持っていること、関心がある未来の出来事などを自由に書いて線でつなぐ、というシートを作成し、一人ずつそれを共有していきました。共有の時間では、他の人の発表を聞いて「それ、わかる」「私も好き」などと声が挙がり、これまで知らなかった共通点を発見できたことで親近感が生まれる場となりました。

アイデアを出す

本セッションでは、前回の外国人インタビューで発見したことと自分の好奇心を掛け合わせて、今回のテーマである「新しい訪日外国人向けビジネス」について考え、取り組みたい課題を各々で付箋に書き出し、それを共有した上で、チームで三つの案に絞るという作業を行いました。
 その案を持って、ファシリテーター2名を相手に発表をし、質問を受けながらアイデアを深掘りしていきました。

起業創業ラボ[通年型]の様子
起業創業ラボ[通年型]の様子

チームで案を絞れてきたグループは、随時「実際に外国人に聞いてみる」というステップに進んでいきました。外国人観光客と思われる通行人に声を掛け、自分たちのアイデアに関する質問を投げ掛けていきました。
 街で声を掛けて人に話を聞くなどという経験が初めて、ましてや相手は外国人ということで、初めはとても緊張していた様子でしたが、気さくに話をしてくれる外国人にだんだん心が打ち解け「意外と話してくれるのだ」「思っていたより理解できる!」という感触を得ることができ、時間いっぱいまで積極的にインタビューを続けていました。
 何組か話を聞いていくうちに手応えを感じたのか、インタビュー終了後も「できればもっと他の人にも聞いてみたい」と意欲を見せる参加者もいました。

アイデアをブラッシュアップする

 インタビューから戻ったグループは、そこで得た情報を整理し、最終的にどのような課題として取り上げるのがよいのかを再び話し合いました。ファシリテーターのアドバイスを得るために、改めて相談の場を依頼するチームもあり、得られた情報から見えてきたこと、あるいは、仮説としていたことが案外課題として見えなかったことなどを共有しつつ、今後、どのように進めていくかを真剣に話し合う姿が見られました。
 事後課題では「アイデアワークシート」を各自作成し、アイデアをより具体化するための情報収集や更なるヒアリングを行うことが決まり、各自の役割分担を確認してプログラムは終了しました。

起業創業ラボ[通年型]の様子
起業創業ラボ[通年型]の様子

参加者の感想

  • 前回までで分かってきたことや考えた案についてもっと掘り下げたいと思った。テーマについてより興味が湧いてきた。
  • もっと、プレゼンを分かりやすく伝えられるようにしたい。今回はチームで決まったことを説明するだけになってしまったので、自分たちが得た生の情報も含めて話せるようにしたい。
  • 学校でのいつもの役回りとは違う経験ができた。学校で発表をするときは説明役を自分がやることもあるが、今回は役割分担してプレゼンを他の人に任せたことで、チームを感じられた。そういう経験の方が「じゃあ、自分がやります」 よりも貴重な気がした。
  • 街を歩いている外国人と直接話すのは初めてで、すごく楽しかった。
  • これまで知らなかった「日本人との違い」を知ることができて、面白かった。自分たちが「当たり前」に思っていたこ とがそうではないことがわかった。今考えているサービスを改めていろいろ考え直さないといけないなと思った。
  • 普段、街の人にインタビューすることがないので緊張したけど、すんなりと対応してくれた。今度からはできると思う。またやってみたい。
  • 外国人と話して「意外と話は通じる」という感覚がもてた。もっと話せるようになりたい。
  • 日本人が思っている問題点は、外国人は意外と問題と思っていない。自分たちの考えは高望みなのだな、という感じが した。
  • 自分の当たり前の生活から外れて考えてみると、共感できるものが見つかるかもしれないと思った。

 

お問い合わせ

教育庁指導部高等学校教育指導課
電話:03-5320-6845 ファクシミリ:03-5388-1733
メール:S9000023(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
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