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とうきょうの教育 第106号 中学校版

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公開日:平成27年(2015)9月30日
最終更新日:平成27年(2015)9月30日

とうきょうの教育 No.106 中学校版 平成27年9月
表紙写真

No.106中学校版PDF [2.3MB]

東日本大震災から4年半
家庭での防災への備えはできていますか?

東京都教育委員会では、東京の全ての子供たちが災害時に適切に行動できるよう、「まず自分の命を守り、次に身近な人を助け、さらに地域に貢献できる人材」を育てる防災教育に力を入れて取り組んでいます。

防災教育教材 防災ノート「東京防災」を紹介します

防災ノート「東京防災」

防サイくん防災ブック「東京防災」マスコットキャラクター「防サイくん」

防災ブック「東京防災」(東京都総務局作成)と一緒に使用して、災害に対する日頃の備えや、災害が起きたときにとるべき行動などについて学習するための教材です。学校の授業のほか、ご家庭でもぜひご活用ください。

防災ノート「東京防災」は、学校を通じて、都内公立・私立中学校の全生徒に配布します。中学校版のほか、小学校1~3年生版・小学校4~6年生版・高等学校版があります。

家族みんなで、防災について話し合ってみよう!

学校でも
外出先での地震への対応
防災ノート・防災ブック
いざというときの備え
家庭でも
防災訓練への参加

 

 

都立高等学校の入試制度が変わります

平成28年度都立高等学校入学者選抜の具体的な内容

都立高校には、「推薦に基づく入試」と「学力検査に基づく入試」の2種類があります。平成28年度入試から「学力検査に基づく入試」について、学力検査の得点と調査書点の比率や調査書点の算出方法、学力検査の実施教科数など、制度が大きく変わります。主な内容は次のとおりです。内容を確認して、進路を検討する際の参考にしてください。

 

1 課程・募集別の学力検査の教科、学力検査の得点と調査書点の比率について

都立高校の入試では、学力検査と、中学校の学習の成果をみる調査書を合わせて選抜を行っていますが、この学力検査の得点と調査書点の比率と学力検査の教科数等が変わります。

課程・募集の別 学力検査の教科 学力検査の得点と調査書点の比率
全日制課程 第一次募集・
分割前期募集
5教科(国・数・英・社・理) 7:3
分割後期募集・
第二次募集
3教科(国・数・英) 6:4
定時制課程・
昼夜間定時制課程
第一次募集・
分割前期募集
5教科(国・数・英・社・理)の中から3教科以上 7:3又は6:4
分割後期募集 3教科(国・数・英) 6:4又は5:5
第二次募集 5教科(国・数・英・社・理)の中から3教科 6:4又は5:5
通信制課程 各学校が定めます。 各学校が定めます。

〔 注 〕 学校によっては、学力検査に加え、面接、作文又は小論文、実技検査を実施する場合があります。

ただし、定時制課程・昼夜間定時制課程の学校は、面接を必ず実施します。

全日制課程の第三次募集も3教科(国・数・英)となります。

定時制課程の第三次募集以降も5教科(国・数・英・社・理)の中から3教科以上となります。

エンカレッジスクールとチャレンジスクールの選抜方法については、昨年度と変わりません。

 

2 調査書点について

学力検査を実施する教科の評定は1倍、学力検査を実施しない教科の評定は2倍します。

学力検査の教科 1倍 2倍 評定の満点
5教科(国・数・英・社・理)の場合 国・数・英・社・理 音・美・保体・技家 65点
3教科(国・数・英)の場合 国・数・英 社・理・音・美・保体・技家 75点

〔 注 〕「評定の満点」は、各教科の評定が全て「5」である場合です。

評定の計算

 

調査書点の求め方

学力検査が5教科で、学力検査の得点と調査書点の比率が7:3の場合

※学力検査の得点と調査書点の合計の満点は1,000点のため、調査書点の満点は300点となります。Aさんの調査書点 ⇒50点×300点÷65点(評定の満点)=230点

※小数点以下切り捨て

 

評定の満点は、5教科の場合は65点、3教科の場合は75点と、学力検査の教科数によって異なるから、気を付けないといけないね。

 

3 体育科・芸術科における学力検査の教科等、学力検査の得点と調査書点の比率について

全日制課程の学校でも、体育科と芸術科については、3教科の学力検査と実技検査で、入試を行います。

学科・学校の別 学力検査の教科等 学力検査の得点と調査書点の比率
体育科 駒場高校、野津田高校 3教科+実技検査 6:4
芸術科 総合芸術高校

 

同じ都立高校でも、学科によって、学力検査の教科数が違うのね。

 

4 特別選考について

昨年度まで実施していた特別選考(募集人員の8割又は9割までを総合成績の順により合格者として決定し、残りの2割又は1割を各学校があらかじめ定めた基準により合格者として決定する方法)は、今年度から廃止となります。

5 マークシート方式の全校導入について

都立高校の入試において学力検査の採点に数多くの誤りがあったことを受け、採点の誤りを防ぎ、中学生の皆さんが安心して受検できるよう、平成28年度入試から共通問題による学力検査を実施する高校(島しょの高校を除く。)で「マークシート方式」による入試を実施します。

 

問合せ先

都立高校入試相談コーナー 電話03(5320)6755 ファクシミリ03(5388)1727

 

都立高等学校等合同説明会のお知らせ
~進路に関する疑問、相談してみませんか?~

入場無料 予約不要

各学校の先生が、受検生や保護者の皆様からの質問・疑問に、学校ごとの相談ブースで、直接お答えします!

第1回 平成27年10月25日(日)都立晴海総合高等学校

都営地下鉄大江戸線・東京メトロ有楽町線「月島」駅

参加予定 61校(都内東部地域に所在する学校中心)

第2回 平成27年11月1日(日)都立新宿高等学校

JR「新宿」駅、東京メトロ副都心線・丸ノ内線「新宿三丁目」駅

参加予定 89校(都内中部地域に所在する学校中心)

第3回 平成27年11月8日(日)都立立川高等学校

JR「立川」駅、多摩都市モノレール「立川南」駅・「柴崎体育館」駅

参加予定 72校(多摩地区に所在する学校中心)

 

各回、10:00~16:00 (最終受付時間 15:40)

各学校の相談ブースのほかに、定時制・通信制、特別支援学校等の各種相談コーナーもあります。

詳細は、東京都教育委員会ホームページの「報道発表資料」の項目からご覧いただけます。

 

問合せ先

教育庁都立学校教育部高等学校教育課
 電話03(5320)6742 ファクシミリ03(5388)1727

 

授業料無償化がなくなったってホント?

都立高校では従来の授業料無償化が廃止されましたが、対象者に授業料と同額の「就学支援金」が国から学校に払われます。これにより、対象者の授業料負担はありません。

特別徴収税額通知書

 

  • 就学支援金対象者=保護者の特別区(市町村)民税所得割額が30万4,200円未満の方です!
  • 保護者の特別区(市町村)民税所得割額は下記の書類で確認することができます。
  • (1)会社にお勤めの方→特別徴収税額通知書
  • (2)自営業の方→住民税納税通知書

進学後、高校での申込みが必要です。手続については、入学後学校から案内があります。

※ お住まいの区市役所・町村役場で発行する、 住民税(非)課税証明書でも確認できます。

 

問合せ先

教育庁都立学校教育部高等学校教育課
 電話03(5320)7862 ファクシミリ03(5388)1727

※ 私立高校の就学支援金制度については、東京都私学就学支援金センター
 電話 03(5206)7814にお問い合わせください。

 

特別支援学校に関わる転学・就学について

Q.中学校から特別支援学校(又は特別支援学校から中学校)へ転学したい場合は、どうすればよいですか?
A. 現在在籍している学校の校長先生にご相談ください。
校長先生からの申し出を受け、区市町村や都の教育委員会が転学相談を行い、障害の状態、教育上必要な支援の内容、地域における教育の体制の整備の状況、その他の事情を総合的に勘案して、ご本人・保護者の方の意向を尊重しながら、最もふさわしい学校を決めていきます。
Q. 都立特別支援学校高等部に入りたいが、どうすればよいですか?
A. 都立特別支援学校高等部の入学に関する相談窓口は、当該の都立特別支援学校になります。
中学校の担任の先生等に相談した上で、各特別支援学校の学校説明会等に参加し、学校の教育を十分にご理解ください。学校説明会の日程等は各校ホームページでご確認いただけます。

東京都教育委員会ホームページ「東京都の就学相談案内」をご覧ください。

長期入院中の生徒の教育を含め、ご不明な点はお問い合わせください。

問合せ先

東京都特別支援教育推進室
 〒162-0817 東京都新宿区赤城元町1-3
 電話03(5228)3433 ファクシミリ03(5228)3459

 

中学校がひとつになる日 第7回 中学生「東京駅伝」大会
子供の体力向上東京大作戦 2月7日開催!!

平成28年2月7日(日)、味の素スタジアム及び都立武蔵野の森公園特設コースを舞台に、都内の国公私立中学2年生が区市町村対抗のリレー形式で走る、第7回中学生「東京駅伝」大会を開催します。ご声援、よろしくお願いします!

[スタート]

  • 女子の部 午前10時
  • 男子の部 午後1時
第7回 中学生「東京駅伝」大会

 

問合せ先

教育庁指導部指導企画課
 電話03(5320)6887 ファクシミリ03(5388)1733

 

教育委員会の動き
~平成27年4月から平成27年7月までの活動について~

1 教育委員会の開催状況

7回の定例会を開催し、212件の議案と19件の報告について、審議等を行いました。

主な議案

  • 東京都立学校設置条例の一部を改正する条例の立案依頼外1件について
  • 平成28年度使用都立中学校及び都立中等教育学校(前期課程)用教科書の採択について
  • 平成28年度使用都立特別支援学校の小学部及び中学部用教科書の採択について

主な報告

  • 東京都立多摩図書館の移転について
  • 平成27年度に実施する都立高等学校入学者選抜における実施方針について
  • 平成26年度に発生した都内公立学校における体罰の実態把握について

2 その他の活動

  • 都立学校の入学式に出席しました。
  • ・都立国際高等学校(木村委員)
  • ・都立光明特別支援学校(山口委員)
  • ・都立八王子東高等学校(遠藤委員)
  • 平成27年度第1回東京都総合教育会議を開催しました。
    地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴い、今年度から知事が総合教育会議を招集し、教育委員会と協議しながら施策の根本方針である「大綱」を策定することになり、第1回の会議を6月25日に開催しました。今後、「大綱」の策定に向けて、様々な課題についての議論を重ねていきます。

教育委員会は、原則として毎月第2・第4木曜日に開催しています。

開催状況・会議録は東京都教育委員会ホームページに掲載しています。

 

危険ドラッグと闘おう!
危険ドラッグにはダマされない!!近づかない!!

危険ドラッグと闘おう!

危険ドラッグは、麻薬や覚醒剤と同様に身体への悪影響がある大変危険な薬物です!!

幻覚や異常な興奮状態におちいり、 事故や犯罪を引き起こしてしまう例が発生し、死亡例もあります。

問合せ先

福祉保健局健康安全部薬務課
 電話03(5320)4515 ファクシミリ 03(5388)1434

 

自転車事故での死傷者、年間約13,000人!!

気軽で便利な自転車ですが、様々な危険も潜んでおり、都内では年間約13,000人もの方が事故で死傷しています。子供が加害者となり、保護者に約9,500万円の賠償が命じられた事例もあります。

交通ルール・マナーを守り、安全に自転車に乗りましょう。

自転車の通行ルール・マナー

  • 交差点の信号遵守と一時停止・安全確認
  • 二人乗り、並進の禁止、スマートフォン、イヤホン等の使用禁止
  • 大人も子供もヘルメットを着用、万一に備えて保険に加入

自転車運転者講習制度(平成27年6月1日~)

道路交通法改正により、講習制度が始まりました。詳細は警視庁ホームページ外部サイト別窓をご覧ください。

問合せ先

青少年・治安対策本部総合対策部交通安全課
 電話03(5388)3127 ファクシミリ03(5388)1217

 

こどものネット・ケータイのトラブル相談『こたエール』

こたエール

青少年が抱えるインターネット・携帯電話に関する身近な疑問をはじめ、架空請求、ネットいじめ、迷惑メール、有害サイトなどのトラブルに幅広くお答えします。相談は電話またはホームページで受け付けています。

 

問合せ先

電話 0570(783)184

 

マイナンバー 社会保障・税番号制度が始まります

平成27年10月からマイナンバーが皆様に簡易書留で届きますので、大切に保管してください。

平成28年1月からマイナンバーの利用が開始され、社会保障・税等の手続が便利になります。

 

マイナンバー検索
マイナンバー

 

問合せ先

電話 電話0570(20)0178(全国共通ナビダイヤル)

 

平成27年10月1日 国勢調査を実施します

日本に住むすべての人と世帯が対象です。

パソコン・スマートフォンからの回答が便利で簡単です!

国勢調査
男の赤ちゃんイラスト
女の赤ちゃんイラスト

 

話してみよう あなたの心配

東京都教育相談センターのご案内

教育相談一般

03(3360)8008

子育ての悩みや不安、いじめ、不登校など

平日:午前9時から午後9時まで
 土日祝日:午前9時から午後5時まで

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いじめに悩む子供本人や保護者等からの相談に24 時間体制で応じています。

メール相談

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※ホームページからご利用ください。

進路相談会

高等学校を中途退学した方、高等学校での就学経験のない方、また、進路選択を控えながらも中学校で不登校の状態にある生徒や保護者の皆様に対し、主に特色のある都立高校の概要や入学選抜制度等の情報提供と個別の相談に応じた助言をします。

第3回
平成27年10月3日(土)東京都子供家庭総合センター(北新宿)
第4回
平成27年10月17日(土)東京都多摩教育センター(立川)
第5回
平成28年1月16日(土)東京都子供家庭総合センター(北新宿)
東京都教育相談センター

〒169-0074 東京都新宿区北新宿四丁目6番1号(東京都子供家庭総合センター4階)

電話:03(3360)4172(管理係) ファクシミリ:03(3360)4198

 

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