公開日:平成24年(2012)4月27日
最終更新日:平成24年(2012)4月27日
平成24年4月1日発行
東京都教育委員会では、平成23年7月5日に、都内公立小学校5年生(現在の小学校6年生)を対象とした「平成23年度 児童・生徒の学力向上を図るための調査」を実施しました。この調査から明らかになった、東京の子供たちの生活と学力との関係をご紹介します。
調査では、授業が「楽しい・少し楽しい」と回答した児童の割合が、この6年間でどの教科でも上昇してきました!
授業が楽しい | 71.3% |
---|---|
少し楽しい | 66.4% |
あまり楽しくない | 62.2% |
楽しくない | 56.7% |
調査を実施した4教科全ての授業が「楽しい・少し楽しい」と回答した児童の平均正答率は、「あまり楽しくない・楽しくない」と答えた児童の平均正答率よりも高くなっています。
調査結果から、学校の授業を楽しいと感じている、また、基本的な生活習慣や学習習慣が身に付いている児童ほど、平均正答率が高い傾向にあることが分かります。
また、基本的な生活習慣や学習習慣が身に付いている児童の割合は、昨年度よりも増加してきました。
新学期からの生活習慣・学習習慣を見直して、楽しく充実した1年間を過ごし、確かな学力を身に付けましょう。
学校へ行く前に、朝食を食べましょう!
登校前に朝食を「必ず食べる」「たいてい食べる」と回答した児童は、「食べないことが多い」「食べない」と回答した児童よりも平均正答率が高くなっています。
身の回りのことを、自分でできるようにしましょう!
身の回りのことはできるだけ自分でしようと「している」「たいていしている」と回答した児童は、「しないことが多い」「しない」と回答した児童よりも平均正答率が高くなっています。
授業をきちんと聞きましょう!
授業中に私語が少なく落ち着いている学校の児童は、落ち着きがない学校の児童よりも平均正答率が高くなっています。
学校のきまりを守りましょう!
学校のきまりを「守っている」「どちらかといえば守っている」と回答した児童は、「どちらかといえば守っていない」「守っていない」と回答した児童よりも平均正答率が高くなっています。
ご家庭でも、子供たちの生活習慣・学習習慣の確立にご協力ください。
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