とうきょうの教育 第89号 中学校版 新しい高校・特別支援学校

小金井地区科学技術高校（仮称）は、科学技術に関する広い視野、基礎力、意欲を育てるとともに、基礎学力を確実に身に付け、生徒が希望する理系大学等への進学を実現する高校です。

科学する心、先端技術の面白さ、創造する楽しさ、科学に触れ合う日々から、科学技術立国である日本の中核を担い、国際社会で活躍できる人材を育成します。

総合芸術高校（仮称）は、芸術高校の伝統と実績を継承し、音楽科、美術科に加え、新たに舞台表現科を設置する芸術の専門高校です。美術科には映像メディア表現の専攻を設けます。

高度な技術や知識が修得できる専門科目を設置するとともに、芸術全般に関する考え方などを学習する総合的な科目を設置し、幅広い視野に立った芸術活動を行うための資質や能力を育成します。

町田地区総合学科高校（仮称）は、「暮らし」「ひと」「まち」「自然」にかかわる4系列をもち、100を超える選択科目の中から自分だけの時間割で学ぶことができる高校です。

「探求」「生活と資源・環境」「日本文化」などの特色ある科目を中心に、参加型・探求型授業により勉強の楽しさを実感できる学校です。

南多摩地区学園養護学校（仮称）は、知的障害が軽い生徒を対象として、企業就労に向けた専門的な教育を行 う知的障害教育部門（高等部）の特別支援学校です。高等部職業学科（就業技術科（仮称））単独の学校で、通学区域を設けず、都内全域から生徒を募集します。

生徒全員の企業就労を推進することにより、自己実現と職業的自立を促進し、社会に貢献できる人材を育成します。

また、地域における特別支援教育のセンター的機能を発揮し、地域の関係機関と連携した学校経営を行い、地域社会・保護者に信頼される開かれた学校づくりを推進します。

久我山学園特別支援学校（仮称）は、視覚障害教育部門（幼・小・中）と知的障害教育部門（小・中）を併置することに より、両教育部門における専門性の高い教員が連携し、児童・生徒の個々の発達段階に応じた指導の充実を図る特別支援学校です。

幼児・児童・生徒一人一人の人権を尊重し、障害の特性に応じた教育を推進することにより、個性を尊重し、豊かな人間性や社会性をはぐくみ、自立し社会参加できる人材を育成します。

また、地域における特別支援教育のセンター的機能を発揮し、地域社会・保護者に信頼される開かれた学校づくりを推進していきます。