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起業創業ラボ[集中型]/DAY3「ビジネスチャンスを発見する」を実施しました

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公開日:令和元年(2019)9月25日
最終更新日:令和元年(2019)9月25日

※プログラムの運営上、初期のスケジュールを一部変更いたしました。

内容

●日時:2019年8月19日(月曜日)9時30分~15時00分
   ●参加人数:21名

起業創業ラボ[集中型]/DAY3「ビジネスチャンスを発見する」の様子

 

概要

今回は「ビジネスチャンスを発見する」というテーマで、訪日外国人の観光における課題を解決する具体的なアイデアを出し、検証していく活動を行いました。

最終発表会について

今回の活動は最終発表会とつながる活動になるため、最終発表会の詳細が共有されました。最終発表会は、起業家が投資家にプレゼンテーションするのと同様のスタイルで行うことや、プレゼンテーションの講評者の紹介がありました。また、改めて「インバウンド(訪日外国人旅行)」の現状についての共有があり、国籍別外国人観光客数や世界全体での増加率、現在新しく生まれている新サービスなどを再確認しました。

ファシリテーターからは、インバウンドにより「国籍や世代など、今までにないレベルの多様な人々による交流が生じる」ことが伝えられた上で「今回の機会に新世代の皆さんらしいサービスを提案してほしい」という想いが伝えられました。

アイデアを出す

本セッションでは解決したい訪日外国人(ユーザー)の課題を一つ設定し、そこからアイデアを出していく活動を行いました。まず、前回のインタビュー結果を受け、気になったことや発見したことを各グループで共有し、一番気になる課題を洗い出しました。その上で「どうやったら〇○(課題)を○〇(解決)できるのか?」という形に落とし込んでいきました。例えば、あるグループでは「キャリーケースの車輪が壊れやすい」という課題から、一番気になる課題として「どうやったら荷物を持たないで旅行できるか?」という課題を設定しました。どのグループも、意見を出し合いながら何を一番解決したいのかを考えており、同時にそれを解決するためのアイデアの芽も出てきていました。

その後、ファシリテーターに決定した課題設定やそこから生み出されたアイデアの芽を伝える時間があり、まだ詰めて考える余地のあるポイントを指摘してもらいました。あるグループは、食におけるレストランとユーザーの関係に課題をもっていましたが、「ユーザー側のメリットは分かるけれど、レストラン側のメリットは?」と尋ねられ、その視点を含めてアイデアを考えていくことになりました。

起業創業ラボ[集中型]/DAY3「ビジネスチャンスを発見する」の様子
起業創業ラボ[集中型]/DAY3「ビジネスチャンスを発見する」の様子
 

アイデアをブラッシュアップする

話合いの中から生じた漠然としたアイデアをブラッシュアップするために、今回は外に繰り出し外国人にインタビュー/リサーチする活動も行いました。あるグループは前回のインタビューで十分アイデアをブラッシュアップする情報をもっていたため、会場でひたすらアイデアを煮詰めていきました。あるグループは外国人の多い六本木や会場の周辺で外国人を見付けることにしました。各グループともに、アイデアの芽が少しずつ出てきている状態であり、それを補うような質問内容を用意して街頭インタビューに臨みました。

街頭インタビューでは、積極的に英語で話し掛ける参加者の姿がありました。ある参加者は、道行く外国人を見付けては、大きな声で「Excuse me!」と声を掛けていました。

どの外国人も、とても親切に受け応えてくださり、次につながる情報をたくさん得ることができました。戻ってきた参加者たちの顔は「手応えあり!」と言わんばかりの良い表情をしていました。その後、リサーチで得た情報をもとにしたアイデアをブラッシュアップしていく事後課題についての共有がありました。次回はいよいよ、ビジネスアイデアを練り上げていく大詰めの回です。

起業創業ラボ[集中型]/DAY3「ビジネスチャンスを発見する」の様子
起業創業ラボ[集中型]/DAY3「ビジネスチャンスを発見する」の様子
起業創業ラボ[集中型]/DAY3「ビジネスチャンスを発見する」の様子
起業創業ラボ[集中型]/DAY3「ビジネスチャンスを発見する」の様子

参加者の感想

  • 今回は、外国人へのインタビューを通して外国人が日本の服のサイズで困っていることなど、今まで知らなかったことを知ることができた。
  • 私たちのチームは話合いの時に、絞り込みができずに拡散してしまうチームだけれど、最初の頃と比べると初めのうちはアイデアばかり出して、何を話したいのかが分からなくなってきてしまっていたが、今は話を戻して整理してくれる人がいるなど、チームとして成長していることを感じました。
  • ビジネスプランの基礎ができてきているところなので、プランにどれだけの価値を生み出せるのか、投資家に対して話術でどれだけ届けられるかがを大事にしていきたいと思いました。

 

お問い合わせ

教育庁指導部高等学校教育指導課
電話:03-5320-6845 ファクシミリ:03-5388-1733
メール:S9000023(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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