平成20年9月18日
教育庁
「公立学校における学校問題検討委員会」における
実態調査の結果等について
東京都教育委員会では、本年6月、保護者等からの多様化、複雑化する要望に関する諸課題及び今後の施策の方向性を検討するため、「公立学校における学校問題検討委員会」を設置し、都立学校及び区市町村教育委員会への実態調査を実施しました。
今般、その結果がまとまりましたのでお知らせします。
1 調査対象
| 全区市町村教育委員会 |
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62教育委員会 |
| 都立高等学校 |
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201校(分校を除く) |
| 都立高等学校附属中学校 |
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3校 |
| 都立中等教育学校 |
|
3校 |
| 都立特別支援学校 |
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53校 |
2 調査内容及び結果
別紙資料のとおり。
<問い合わせ先>
○検討委員会等に関すること 教育庁総務部教育政策室 電話03-5320-6710
教育庁地域教育支援部義務教育課 電話03-5320-6752 ○調査に関すること 教育庁指導部指導企画課 電話03-5320-6882 |
別紙資料
「公立学校における学校問題検討委員会」における実態調査の結果等について
<調査対象>
| 全区市町村教育委員会(幼、小・中学校分) |
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62教育委員会 |
| 都立高等学校(課程別) |
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201校(分校は除く) |
| 都立高等学校附属中学校 |
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3校 |
| 都立中等教育学校 |
|
3校 |
| 都立特別支援学校 |
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53校 |
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<調査内容>
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保護者や住民等との対応において、学校だけでは解決が困難なケースが、昨年度1年間に発生した学校数及び件数 |
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情報提供可能な事例 |
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区市町村独自の支援策(区市町村教育委員会のみ) |
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東京都教育委員会に求める支援策 |
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<調査結果>
| ○ 昨年度1年間で学校だけでは解決困難なケースが発生した学校数及び件数 |
校種 |
幼稚園 |
小学校 |
中学校 |
高等学校 |
特別支援学校 |
総計 |
学校数 |
215園 |
1,316校 |
633校 |
201校
265課程 |
53校
140学部 |
2,418校(園)
405課程・学部 |
発生校数 |
7園
(約3%) |
113校 (約9%) |
55校 (約9%) |
41校
(約15%) |
18校
(約13%) |
234校(園)
(約9%) |
発生件数 |
8件 |
126件 |
66件 |
70件 |
56件 |
326件 |
高等学校、特別支援学校については、課程及び学部別でカウント。 |
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| ○ 解決が困難であることが顕著な事例及び校種ごとの考察 |
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幼、小・中学校 |
都立高等学校 |
都立特別支援学校 |
| 事例 |
- いじめ加害児童を指導したところ、その保護者が学級担任に対し、恐喝や脅し等の言動を繰り返す。
- 虐待を児童相談所へ通告したことで、保護者が学校に対して暴言を繰り返す。
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- 近隣住民が、解決済みの野球ボールによる物損事故を再度取り上げ、その賠償を迫り、恐喝や脅し等の言動を繰り返した。
- 授業料等の徴収に際し、脅しまがいの言葉で徴収を逃れようとする。
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- 男子生徒が、女性教員の身体を日常的に触るので、保護者に伝えると、「特別支援学校の教員なら我慢しろ。それができないなら、辞めろ。」という主張を繰り返す。
- 保護者から、スクールバスのバス停やルートの変更の要望が、繰り返し何度も行われた。
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| 考察 |
- 小・中学校では、全体のおおむね9%程度の学校で発生
- 学校(園)側の対応への不満から大きなトラブルへ発展したケースが半数以上であり、学校の初期対応の重要性が分かる。
- 児童虐待、離婚調停等家庭内の争議への対応が多いのが、幼、小・中学校の特徴である。
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- 都立高等学校全体のおおむね15%の学校・課程で発生
- 保護者と生徒のトラブルなど家庭内の問題、学費の未納など、学校だけでは解決困難な事例が多い。
- 施設・設備に対しての地域住民からの苦情が非常に多い。物理的に改善が不可能な場合も多く、学校だけでは対応が難しい。
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- 特別支援学校全体のおおむね13%の学校・学部で発生
- 学校側の対応への不満から大きなトラブルへ発展したケースが多く、個々の児童・生徒に応じた、よりきめ細やかな対応が重要であることが分かる。
- 医療・福祉・労働等関係機関との調整を必要とすることが多く、学校だけでは対応が難しいケースがある。
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| 元々は学校側の対応に問題があり、要求が理不尽になっていく事例 |
- いじめの被害にあった児童の保護者が、担任に相談をしたところ、「お宅のお子さんにも問題がある」と言われた。このことに腹を立て、学校、教育委員会に執拗にメールやファクシミリを送信する。
- 保護者会の席で、その場にいない保護者の子供の問題行動が話題に上り、担任が笑いながら同調した。後から、その話を聞いた当該保護者が、学校や担任の自宅に、昼夜問わず抗議の電話をかけ、さらには、損害賠償を要求してきた。
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①弁護士による学校法律相談制度の設立(1)
②区・市の顧問弁護士の活用(11) ③相談機関の設置及び支援担当者の派遣など(13) ④教育委員会と学校が連携しながら対応(多数) ⑤関係各課・各機関と連携しながら対応(多数) ⑥保護者対応及び接遇等の研修会実施(3) |
≪回答数が多かったもの≫ ①弁護士・医師等専門家の派遣 ②都教委の直接的な対応、都の指導主事の派遣など ③手引の作成及び配布 ④具体的な事例に基づく苦情等対応の研修実施 など
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①トラブルを未然に防ぐための教職員の対応能力の向上 ②早期解決に向けた学校組織としての対応力の強化 ③トラブル解決に向けた支援策を構築
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「「公立学校における学校問題検討委員会」における実態調査の結果等について」資料(PDF形式:287KB、A3判)
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