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東京都教育委員会は、学習指導要領の目標に準拠した評価の信頼性・客観性を確保するため、前年度に引き続き、都内公立中学校第3学年第2学期(平成19年12月31日現在)の評定状況の調査(本調査)を実施しました。
このたび、調査結果がまとまりましたので、下記のとおりお知らせします。
記
各中学校の第3学年第2学期(平成19年12月31日現在)の学習指導要領の目標に準拠した評価による評定状況について、事前に調査を行い、平成20年度入学者選抜において使用する調査書の評定の信頼性・客観性の確保に役立てる。
(1) 調査項目 都内公立中学校第3学年第2学期(平成19年12月31日現在)の必修教科の評定状況
(2) 調査対象校 都内公立中学校 640校(中等教育学校を含む)
(3) 公表対象校 調査対象校 640校中 588校(注)
(注)調査対象校 640校のうち、単学級校等 52校は公表対象から除外した。
(1) 必修教科の評定分布状況
教科 評定 |
5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 国語 | 20 | 12.9 | 26.0 | 42.5 | 14.4 | 4.2 |
| 19 | 13.3 | 26.1 | 42.0 | 14.3 | 4.4 | |
| 社会 | 20 | 15.2 | 24.8 | 39.5 | 15.8 | 4.7 |
| 19 | 15.2 | 24.9 | 39.3 | 15.9 | 4.6 | |
| 数学 | 20 | 15.0 | 23.6 | 38.8 | 16.6 | 6.1 |
| 19 | 15.0 | 23.8 | 38.4 | 16.5 | 6.3 | |
| 理科 | 20 | 14.1 | 25.3 | 41.8 | 14.5 | 4.3 |
| 19 | 14.3 | 25.1 | 41.6 | 14.4 | 4.5 | |
| 音楽 | 20 | 13.6 | 27.4 | 44.2 | 11.3 | 3.5 |
| 19 | 13.6 | 28.1 | 43.5 | 11.4 | 3.5 | |
| 美術 | 20 | 12.1 | 27.6 | 46.1 | 10.6 | 3.5 |
| 19 | 12.1 | 27.8 | 45.2 | 11.2 | 3.6 | |
| 保健体育 | 20 | 10.7 | 28.9 | 46.6 | 10.2 | 3.7 |
| 19 | 10.9 | 28.8 | 45.8 | 10.7 | 3.8 | |
| 技術・家庭 | 20 | 11.4 | 27.2 | 46.8 | 11.4 | 3.2 |
| 19 | 11.1 | 27.1 | 46.9 | 11.6 | 3.3 | |
| 外国語(英語) | 20 | 16.3 | 22.6 | 37.8 | 17.7 | 5.5 |
| 19 | 16.6 | 22.7 | 37.5 | 17.4 | 5.8 | |
| 9教科全体 | 20 | 13.5 | 25.9 | 42.7 | 13.6 | 4.3 |
| 19 | 13.6 | 26.0 | 42.2 | 13.7 | 4.4 | |
注 1 上段は平成20年度、下段は平成19年度選抜の本調査結果である。
2 四捨五入の処理により、合計が必ずしも100.0%にはならない場合がある。
3 中学校別教科別の評定状況については、「中学校別評定割合」(個表)を参照のこと。
4 上表についてのグラフは別紙に掲載
(2) 今年度の調査結果の概要
ア 「5」の評定の割合は英語が最も高いが、「5」と「4」の評定の割合の合計は音楽が最も高い。
イ 「1」の評定の割合は、数学、英語の順に高いが、「1」と「2」の評定の割合の合計は、英語、数学の順に高い。
(3) 前年度の本調査結果との比較
ア 評定の状況
「5」の評定の割合は、国語、理科、保健体育、英語で0.2〜0.4ポイント減少した。
「4」の評定の割合は、理科、保健体育、技術・家庭を除き、0.1〜0.7ポイント減少した。
「2」の評定の割合は、国語、数学、理科、英語を除き、0.1〜0.6ポイント減少した。
「1」の評定の割合は、社会、音楽を除き0.1〜0.3ポイント減少した。
9教科全体の評定の割合は、「3」が0.5ポイント増加した。他は、前年度の本調査の評定状況とほぼ同じである。
イ 特異な評定状況を示す教科のある学校(前年度本調査と同様の視点)
(ア) 全教科にわたり、「1」の評定がついていない学校は、前年度の1校から4校になった。
(イ) 「1」と「2」の評定がまったくない教科のある学校は、前年度の1校から2校になった。
(ウ) 「5」の評定の割合が50%以上の教科のある学校は、前年度同様0校であった。
(エ) 「5」と「4」の評定の割合の合計が80%以上の教科のある学校は、前年度の1校から2校になった。
(オ) 「1」と「2」の評定の割合の合計が80%以上の教科のある学校は、前年度の0校から1校になった。
(カ) 従来の相対評価の配分率とまったく同じ評定状況の教科のある学校、「1」の評定の割合が50%以上の教科のある学校、どの評定の割合も20%である教科のある学校は、前年度同様該当校はなかった。
(4) 調査結果の総括
調査結果から、各学校は、学習指導要領の目標や内容に基づいて評価計画、評価規準等を作成し、各教科の観点別学習状況の評価を総括した上で評定を行っていると判断できる。全体として、目標に準拠した評価は概ね適正に実施されていると判断できる。
東京都教育委員会では、目標に準拠した評価を入学者選抜へ導入した平成16年度入学者選抜以来、その精度の向上を図る取組を続けてきた。今後も評定の信頼性・客観性を確保し、精度の一層の向上を図るとともに、その水準を維持していくために、以下の取組を強化する。
(1) 東京都教育委員会における取組
ア 課題のある学校に対してだけでなく、全体に対して、引き続き、成績一覧表及び調査書の作成が適正に行われるよう指導助言を行い、目標に準拠した評価の精度をより一層向上させる。
イ 各区市町村教育委員会、各学校への指導助言、適正な評価・評定の実施にかかわる資料や情報の提供等支援を行う。
ウ 都内公立中学校第3学年第2学期(平成19年12月31日現在)の評定状況の調査(本調査)結果を公表し、目標に準拠した評価の精度向上に資する資料として提供する。
(2) 各区市町村教育委員会等における取組
各中学校における適正な評価の実施に向け、評価規準、指導と評価の計画、評定への総括の方法等の一層の充実・改善を図るために研修会を開く等の取組をとおして指導助言を行う。
(3) 各中学校における取組
ア 評定への総括方法の適正化を一層図るとともに、校内における評価方針の周知徹底を図る。
イ 指導と評価に関する校内研究・研修の一層の充実を図るとともに、生徒・保護者への説明責任を果たす。
中学校別評定割合(個表)(PDF形式:189KB)
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