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東京都教育ビジョン(第2次)の策定について

 東京都教育委員会は平成16年4月「東京都教育ビジョン」を策定するなど、国に先駆けて教育改革を推進してきました。
 しかし、その後の社会の急速な変化の中で、学校教育を地域の社会資源で支える仕組みづくりや、社会全体で家庭教育や子育て、若者の自立を支援する仕組みづくりなど、新たな課題への対応が求められています。
 東京都が平成18年12月に策定した「10年後の東京」の目指す方向性や時代の変化を的確にとらえ、更なる教育改革を展開していくためには、今後取り組むべき方向性を示すとともに、それを実現するための具体的な施策を明示し、それらを実行に移していく必要があります。
 こうしたことから、「東京都教育ビジョン」の成果や「10年後の東京」の基本的な考え方を踏まえ、関係各局の協力を得て、新たな取組の方向や重点施策、5年間を計画期間とした推進計画を示す「東京都教育ビジョン(第2次)」を策定しました。
 本ビジョンは、東京都における「教育振興基本計画」として位置付けるものです。

東京都が目指すこれからの教育

1 社会全体で子供の教育に取り組む

(1)家庭・学校・地域・社会の連携の強化
 家庭・学校・地域・社会がそれぞれ期待される役割を果たすとともに、共通の認識の下に連携・協力して子供の教育に当たることは、結果的に家庭や地域、そして社会全体の教育力を向上させることにつながっていきます。社会全体で子供の教育を支える仕組みを構築し、 都内全域に波及させていくことを目指します。
(2)外部人材の積極的な活用
 学校だけで多くの困難な課題を解決するには限界があります。学校の教育活動は、団塊の世代をはじめとした地域の様々な人材や様々な専門性を有する外部人材の協力を得ることで、一層の効果を上げることが期待されています。こうした人材を学校や地域の教育活動に積極的に活用していく仕組みを整えていくことが、東京都の教育の質を高めていく上で極めて重要です。

2 「生きる力」をはぐくむ教育を推進する

(1)次代を切り拓く力の育成
 グローバル化の時代には、様々な文化や価値観を持つ多様な主体との共存や激しい競争社会を力強く生き抜く力が求められます。
 他者との人間関係を築く力は、子供たちが新しい社会を切り拓いていく上で必要不可欠な能力であり、相手の考えや気持ち、立場などを「想像」し、新たな関係や社会を「創造」していく力が求められます。
(2)「確かな学力」の育成
 授業を改善することや家庭教育との連携の強化を図ることを通じて、基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得を図るとともに、それぞれの教科等で身につけた知識や技能を活用する学習活動を重視し、児童・生徒の「確かな学力」の育成を目指した教育を推進していきます。