とうきょうの教育 第85号
第85号 平成20年6月30日発行

はつらつ先生紹介 PHOTO:はつらつ先生紹介 都立八王子桑志高等学校 村山 宏幸先生 「自転車競技 全国大会出場!!」

都立八王子桑志高等学校 村山 宏幸先生

「自転車競技 全国大会出場!!」


PHOTO:自転車競技部1

 私が自転車競技と出会ったのは、前任校の八王子工業高校に着任した時でした。
 最初は、気軽な気持ちで顧問を引き受けたので随分戸惑いもしましたが、この競技に目的や目標を持ち、部活動の練習に専念する生徒と接することにより、自転車競技の奥の深さを感じ、その魅力に段々と引き込まれていきました。
 部員たちが、各自の目的達成のために日々の練習を怠らずに頑張っている姿を見ていると部活動顧問のやり甲斐を感じました。
 八王子工業高校時代には、国民体育大会、全国高等学校選抜自転車競技大会、ジュニアオリンピックカップ自転車競技大会、ツール・ド・おきなわ国際ロードレース大会などの様々な大会で部員たちが活躍しました。
 その中でも、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)には、顧問就任から10年連続出場し、個人種目(4km速度競走)では優勝者も出ました。その優勝した時に、ゴールラインを切った瞬間の感動は今でも忘れることが出来ません。
 現在、八王子工業高校は『八王子桑志高校』に変わり、私も「八工自転車競技部」の伝統を引き継ぎながら八王子桑志高校で自転車競技部を設立し、"全国大会出場"を目標に掲げて活動しています。
 毎日の練習成果により今年度の関東高等学校自転車競技大会に出場しました。その結果、全国高等学校総合体育大会(埼玉インターハイ)への出場権を獲得しました。創部2年目にして目標達成が出来たことに、部員全員が嬉しさを感じています。
 さらに、平成25年に東京で開催される国民体育大会に向けて、本校の自転車競技部は「国体強化部活動候補」の指定を受けましたので、これからも一層努力しながら高校生の選手育成に携わりたいと思います。

PHOTO:自転車競技部2

 八王子桑志高等学校は平成19年4月に開校したばかりの新設校です。東京の西のはずれ、アップダウンの多い土地柄の武州の山々を背にしながら八王子市千人町の約3万4千平方メートルの校地に学んでいます。八王子工業高校と第二商業高校が発展的に統合して、新築したばかりの真新しい校舎には、通常の本校舎のほかに情報棟、デザイン棟など専門分野ごとの棟が建ち、また光ファイバーを基幹とする校内ネットワークを導入、整備を進めています。そして部活動についても両校の伝統を引き継ぎ、より発展させるべく次々に新しい部活が誕生している学校でもあります。
 4つの柱からなる「千の夢計画」では、『生涯をつらぬくキャリアをデザインする。』『だれにもまけない得意技を身につける。』『進路第一希望を実現する学力と教養を身につける。』『世の中の役に立つ人間になる。』の目標を掲げ、様々な活動にも取り組んでいます。
 村山先生は、柔らかな印象と芯の強さを秘め、何事にも熱心に取り組む生徒の信頼の厚い先生です。実は、自転車は危険とも隣り合わせです。慎重さと精進への心、単純にして奥深い自転車競技という世界で日々取り組む姿は「さすが!」と感じさせてくれます。

都立八王子桑志高等学校長 星 幸典

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