教育庁報No.513

平成18年(2006年)3月6日発行
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「わく(Work)わく(Work)Week Tokyo 体験発表会」の開催

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 都では今年度から、「将来の社会人」である中学生に望ましい社会性・勤労観等を身に付けさせるため、職場体験事業を実施しています。
 2月11日、都青少年・治安対策本部と都教育委員会は、実際に職場体験をした中学生や受け入れた事業所の方による発表とパネルディスカッションを行い、職場体験の意味や「大人が力を合わせて東京の子どもを育てる」ことについて考える体験発表会を開催しました。
 荒川区立第三中学校と町田市立堺中学校の2年生の体験発表では、「今までの学校生活では決して味わうことのできない達成感を得ることができました。体験最終日の帰り道、充実感に満たされて思わず笑っている自分に気が付きました。」「社会のルールを学び、働くことの責任の重さや厳しさを体感し、両親や社会の大人の『大きさ』を知りました。」という感想が聞かれました。
 杉並区立大宮中学校の進路指導担当教員と、受入先のサミット(株)と(株)久美堂の方からは、生徒たちの多くは、3日目から態度に変化が見られ、体験最終日の5日目には意識に大きな成長が見られたことから、5日間を通した職場体験が非常に効果的であるとの報告が行われました。
 次に、青少年・治安対策本部青少年育成総合対策担当課長の若林彰氏をコーディネーターに、労働大学校副主任研究員の下村英雄氏、(社) 東京青年会議所の横山達也氏、江戸川区立小岩第二中学校PTA副会長の上島幹子氏、江戸川区立東葛西中学校校長の岩永章氏、同小岩第二中学校の片桐拓也さんと菊井智美さんを迎え、『地域で育てる子どもたち〜5日間の職場体験を終えて』と題したパネルディスカッションが行われました。下村氏から、「職場体験学習は、いい体験をしたと生徒が感じることができれば必ず効果がある。アメリカの研究では、職場体験をした生徒は学力も向上すると言われていて、生徒のモチベーションを高めるいい機会になっていると考えられる。」と報告がありました。生徒からは、「学校では接することのできない方々と接し、人とのかかわり方や目を見て話すことの大切さを学んだ。」との感想が出され、保護者代表の上島氏からは、「家庭内での会話が増えた。親や学校の先生がいくら言っても届かない言葉、例えば勉強することの大切さなどが、職場の大人に言われると響くようで、体験後には自主的に勉強するようになった。」などの感想が聞かれました。最後に下村氏は、「現在は、働くことと学ぶことの距離ができてしまったように感じる。その距離を近づけようというのが職場体験学習の本質であり、職場体験をより効果的なものにするために、大人がきちんとコーディネイトすることが大切です。」と締めくくりました。


都立高校生による小学校児童の安全対策への支援について

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 都教育委員会は、昨年末、学校・家庭・地域の社会全体で子どもを見守り、育成する取組として「都立高校生による小学校児童の安全対策への支援事業」を実施することとしました。2月9日、「地域教育プラットフォーム事業」への参加校11校と、「小中高夢の架け橋推進事業」連携推進校22校の取組状況がまとまりました。そこで2月から実践的な取組を始めた学校を取材しました。
【都立小平南高校】近隣の小平市立第四小学校と小平市立第十小学校と連携し、毎週決まった曜日に高校生が小学校へ出向き、校庭や体育館などで小学生と一緒に遊んだりゲームの支援を行ったりしました。活動は、同校の生徒会の生徒が中心になって行われ、参加した生徒からは、「小学生と遊ぶのは久しぶりで緊張したけれど、とても楽しく逆に遊んでもらっているようでした。」、「小学生の元気さに驚かされました。次回は、もっと動きやすい服装で参加します。」等といった感想が聞かれました。

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 【都立多摩工業高校】毎週火曜日に、隣接する福生市立第五小学校と連携し、同校児童の下校時に通学路に立ち、下校児童に声をかけ安全指導を行う「子ども見守りチーム」に参加しました。青少年赤十字のボランティア活動を行っている「JRC」同好会の生徒たちが中心となって取り組んでいます。参加した生徒からは「最初は、照れくさかったけれど『お兄ちゃん、さようなら』、『ありがとう』と声をかけられ、うれしくなりました。」等といった感想が寄せられました。


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