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東京の環境問題(4) 自然環境の減退

野生動植物への影響

 本来の自然の森林の中では,高さの異なる何種類もの植物が生え,その環境を利用して様々な動物が生活していたでしょう。野生動植物が,市街地に残されている緑地から姿を消しつつあります。また,市街地では,昆虫を見かけることが少なくなりました。また,湿地や干潟が失われてきたため,魚類や鳥類など水辺の生物も減少し,多くの野生動植物が絶滅の危機に瀕しています。

東京都のレッドデータブック(1998年版)に掲載された野生動植物種

  植物 動物
場 所 本土
(島しょ以外)
伊豆諸島 小笠原 合計 本土
(島しょ以外)
伊豆諸島 小笠原 合計
都内の野生
動植物種
3421種 1313種 654種 4323種 1949種     3364種
絶滅が
される種
642種 306種 120種 1221種 660種     1221種
カタクリ〈区部) オオシマ
ハイネズミ
ムニン
ツツジ
  トウキョウ
サンショウウオ
アホウドリ アカガシラ
カラスバト
 
エビネ 〈区部) サクユリ ムニン
ノボタン
  ニホントカゲ キクガシラ
コウモリ
メグロ  

※合計欄は、各地域に重複して出現している種を除くので各地域の合計とは一致しない。

 

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ムニンノボタン 
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カタクリ
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トウキョウサンショウウオ
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アホウドリ

 

 一方、都心のごみの増加によって、カラスやドバトの生息数の増減と大きな関係をもつようになっています。 多摩地域のシカの生息数が、ここ10年間で約5倍に増加しています。それに伴い、下草の消失、土砂の流出 など深刻な被害が表れています。

カラスによる被害
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ベランダの汚損状況
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シカによる食害

落葉広葉樹林への剥被害
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深い侵食による岩石の露出
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